伝統行事等詳細

だんしちおどり
団七踊

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行事内容

団七踊は、和歌山市岡崎地区の盆行事の一つとして、盆踊りの中に代々、踊り・歌い継がれている民俗芸能である。元となったのは、享保8年(1723)の奥州仙台藩における仇討ち話に題材をとった歌舞伎「白石噺」であり、安政9年(1862)に江戸森田座で初演された。当時、参勤交代に随行した岡崎の郷士がそれを観劇し、帰郷してから歌と踊りに仕組んだとされる。
 踊りは、団七・姉・妹の三人一組で、やぐらを中心に右回りに踊る。敵役の団七は紋入白衣に袴で太刀を持ち、姉は青を随所に使用した服装で薙刀を持ち、妹は赤を随所に使用した服装で鎖鎌を持って踊る。構成は、前踊りの、姉妹の武術の稽古を模した「さらし踊り」・「薙刀踊り」を含めて「団七踊」という。

行事の見どころ

仇討ち話に題材をとった歌舞伎を元にした盆踊り

周辺地図

例年の実施日
8月中旬
令和6年度の実施日
令和6年8月中旬
補足事項
開催場所
和歌山県和歌山市西478 西熊野神社
交通アクセス
和歌山電鉄貴志川線竈山駅から東に徒歩20分
お問い合わせ先
和歌山市役所文化振興課
bunkashinko@city.wakayama.lg.jp
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