いするぎひきやま
石動曳山祭
- 富山県
- 4月

富山県小矢部市の市街地にある石動地区(旧石動町)では、愛宕神社の春季祭礼の際に11町内が保有する11基の花山車を曳き回す「石動曳山祭」が江戸時代中期より執り行われています。この祭りは現在4月29日に開催していますが、以前は4月23日~24日に行われていました。
祭に用いられる花山車は、同じく富山県西部に位置する高岡に伝わる御車山を模して宝暦2年(1752年)に創建されたのが始まりといわれ、その後、寛政・文化・文政期に多くの曳山が作られ現在の姿になったとされています。
夕刻になると提灯山に姿を変え、宵闇の中、車輪のきしむ音やお囃子と共に勢揃いしライトアップが行われます。
県内の曳山祭で唯一試乗体験ができるのも大きな魅力の一つです(対象はお子さまのみ)