伝統行事等詳細

はちみちのだしもみ(あばれだし)
針道の山車もみ(暴れ山車)

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行事内容

諏訪神社の例祭に行われる祭りで、「針道の山車もみ」または「針道の暴れ山車」とも呼ばれている。本神社は、天平年中(729~749)に信州諏訪社から遷宮されたものと伝えられ、開墾を目的とした式神で北向きの神社である。祭礼は、以前は旧暦7月27日であったが、現在は10月スポーツの日の前日に行われている。
祭礼の伝来は、宝暦8年(1788)当地域一帯に凶作が続いて疫病が大流行した際、神託によって神輿の渡御を願い出で、この時安積郡大槻村(現.郡山市大槻)から獅子頭を求めて神楽を行い、人形を飾り付けた山車、神楽囃子を奉納したことに始まると伝えられている。その後、飢饉により一時中断したが天明8年(17887)に復興し、寛政年間(1789~1801)には人形を美しく飾り付けた屋台とともに歌舞伎狂言も行われたと伝えられている。
現在は、若者の独創による大型人形が飾り付けられ、豪快な太鼓と若者の勇ましい掛け声が7台の山車を引き回す若衆を活気立たせ、山車のもみ合いにも力が入り、その勇壮さは多くの見物客を楽しませている。

行事の見どころ

七町の若連が毎年創意工夫を凝らした人形を飾り付けた山車が、目抜き通りにずらりと列を成して練り歩く様子は、それだけで壮観である。
豪快な太鼓の音が鳴り響く中、山車同士が激しくぶつかり合う「山車もみ」は勇壮で、山間の静かな町が熱狂と興奮に包まれる。

周辺地図

例年の実施日
スポーツの日の前日
令和6年度の実施日
未定
補足事項
開催場所
二本松市針道地内
交通アクセス
JR二本松駅から市バスにて約40分
お問い合わせ先
二本松市教育委員会文化課
0243555154
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