まつばらはちまんじんじゃしゅうきれいたいさい
松原八幡神社秋季例大祭
- 兵庫県
- 10月



今から1200年余前、天平宝字7年に松原八幡神社は創建された。松原「露払い獅子屋台」の太鼓の音は平成5年、環境庁の「日本の音風景百選」に選定された。この獅子檀尻が、威勢良く歌う囃子と同時に空中から地面に叩き付けられても、乗り子が太鼓を打ち続けている様は一見の価値あり。「祭礼風流」は平成4年10月3日には姫路市の、又平成18年3月3日には兵庫県の重要無形民俗文化財に指定されている。
最大の見どころは、けんか祭りの呼び名の如く広畠で行われる「神輿合わせ」。激しくぶつかり合い、せめぎ合い、壊れるまで暴れ回るシーンは圧巻。屋台の「練り合わせ」の怒涛の様な力声と太鼓の響き、色とりどりのシデと鉢巻は正に音と色彩の饗宴。14日の夕刻には神社楼門前で7台練りが見られ、宵宮最大の見せ場となっている。