ふるはちまんじんじゃみこしじゅんこう
古八幡神社神輿巡幸
- 徳島県
- 10月

古八幡神社の創立年代は不詳であるが、寛文年間以前は、御城下二十二社の一社として知られた椎宮八幡神社が当地にあり、現在の社地(徳島市南佐古7番町)へ遷座した後に祀られたとされる。
神輿巡幸を含めた祭礼行事は、この時から始まったと考えられる。境内は旧讃岐街道に面した往還沿いにあり、明治期に六條村(現上板町)から寄進された水鉢が残るなど古くは地域を問わず広く信仰を集めた神社である。また、現在でも椎宮八幡神社の神輿渡御行列が当社へ立ち寄る慣例となっていることなどから、両社の関係は今もなお深い。なお、神輿巡幸は当社に祀られた神様を神輿に御遷しし、氏子である地域住民の手により地域を巡幸する。
神輿巡幸は当社に祀られた神様を神輿に御遷しし、氏子である地域住民の手により地域を巡幸する。この祭りにより神と住民とが一体となり、地域全体に活力を与えるとともに、渡御する地域の各家々に御神徳を与える。