みつぼしおどり
みつぼし踊り
- 鳥取県
- 6月、7月、8月、9月、10月、11月

「みつぼし踊り」は、昔、倉吉市福光のお堂に三人の旅僧が立ち寄り、村の若者に盆踊りを教えた、と伝えられている。
僧侶が三人いたので、「三法師踊り」(みつぼうし踊り)といわれ、これを太鼓、歌、踊り三つで構成するので「三拍子」、それがなまって「みつぼし」になり、文和二年山名時氏が、美作の三星城を攻め落とし、その勝利を祝うとともに、戦死者の霊を弔うために踊ったから「三星踊り」(みつぼし踊り)であるといわれ、霊を弔うために毎年盆に踊られるようになり、現在の「みつぼし踊り」となったと伝えられている。
8月の「打吹祭り」などで上演する。
みつぼし踊りは手の内側を常に合わせた所作は観音様や仏様の手の位置に似ていると言われる。