かもじんじゃ しゅうきれいたいさい
加茂神社 秋季例大祭
- 香川県
- 10月



加茂神社は建仁4年(1204)香西氏の配下で福家の城主、新居藤大夫資幸が京都下加茂神社から勧請して創建したと伝わる。
高松市垂水地区における一宮的な存在で、香西宇佐八幡宮の末社に位置付けられている。
加茂神社の秋季例大祭には4地区4つの獅子連が参加する。この4つの連は現在、香西宇佐八幡宮の秋季例大祭に参加していない。
頭家は4つの地区それぞれから1家が立つ総勢4家で執り行われる。
お当人お披露目として本祭りの前日夕方に、四地区それぞれの頭家(自治会館)で宴が開かれる。
本祭りは、香西宇佐八幡宮の秋季例大祭の翌週に開催される。
15時から神事が執り行われ、御霊が神輿に移されると4つの獅子連が競うように奉納の舞を行う。
終了すると、獅子舞を先頭に道を清めながら、一行は御旅所を目指す。
御旅所神事と奉納を終えると加茂神社本殿に戻り、奉納の舞が行われて祭りが終わる。
加茂神社境内と御旅所などで執り行われる奉納演舞は、競いの舞の様相を呈しており、見どころの一つとなっている。