伝統行事等詳細

みなみゆのきのかぐら
南柚木の神楽

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行事内容

獅子神楽で、演目は打ち込み・幕舞・幣束舞・鈴舞・散らし舞の5種で、幣束舞にうたわれる歌詞も、正確に伝えられている。かつて用いていた獅子頭に宝暦3年(1753)の墨書銘があり、県内では最も古い歴史がある。江戸時代には神職の鈴木家を中心とする7軒の社家によって継承されていたことから伝承は確実で、この地方にはここから習い受けたところが多い。

行事の見どころ

南柚木にはかつてこの獅子神楽のほかに、十二神楽といわれる出雲系神楽も伝えられていた。これらの舞の伝承に古くから貢献してきたのは、応永13年(1406)に三重県四日市市から移り住んだとされる宮司鈴木家の祖先である日光太夫の子孫といわれ、格式の高さと芸の確実さは別格とされている。相馬市磯部や南相馬市鹿島区の男山八幡神など各地に伝授しており、芸の確かさも相まって、相馬の神楽の祖とされている。

周辺地図

例年の実施日
7月17日(八坂神社)、11月3日(伊勢大御神)
令和6年度の実施日
7月27日(土)八坂神社、 11月3日(日)伊勢大御神
補足事項
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開催場所
伊勢大御神(福島県南相馬市鹿島区南柚木字宮前16)
八坂神社(福島県南相馬市鹿島区南柚木堤田232)
交通アクセス
伊勢大御神:JR常磐線鹿島駅より徒歩40分
八坂神社:JR常磐線鹿島駅より徒歩1時間10分
お問い合わせ先
南相馬市教育委員会事務局文化財課
0244245284
ホームページ
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