伝統行事等詳細

かつべのひまつり
勝部の火祭り

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行事内容

約八百年続く祭りで、その起源は土御門天皇の時代にさかのぼると言われている。
時の帝・土御門天皇が重い病気になられたのでその原因を占い師に占わせたところ『近江国栗太郡と野洲郡の境に大きい沼があり、ここに数千年生きる「大蛇(おろち)」がいて、天皇に危害を与えている。このままでは、御命を奪うだろう』と答えた。そこで宮中では直ちに「おろち退治」の兵を現地に派遣したが、「おろち」はなかなか姿を現さなかった。このため神社では50日の願掛け祈願がおこなわれ、その満願の日、弱った大蛇が境内に這い出てきたのでこれを打ち殺し焼き払ったところ、病気が快癒されたので、これを記念に大蛇にみたてた大松明を焼いて無病息災・病気平癒・五穀豊穣を祈願する祭りとなった。

行事の見どころ

12基もの大松明が一斉に燃え盛るのは圧巻の一言。松明は大蛇の胴体をモチーフとしています。

周辺地図

例年の実施日
1月第2週目の土曜日
令和6年度の実施日
令和7年1月11日
補足事項
午後8時30分ごろ松明に火付け予定
開催場所
勝部神社(滋賀県守山市勝部1-8-8)
交通アクセス
JR琵琶湖線守山駅から徒歩10分
お問い合わせ先
守山市役所 文化財保護課
bunkazai@city.moriyama.lg.jp
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