くすくつくんち
楠久津くんち
- 佐賀県
- 10月

毎年10月に伊万里市山代町楠久津区に所在する住吉神社を拠点として開催している。
五穀豊穣と古くから漁業が盛んであったことから大漁を祈願し、鯛を模した鯛神輿や、樽神輿を担いで区内を一周する。あわせて道行踊りも行っており、昭和30年頃までは三味線と笛を鳴らしていた。
楠久津区でも少子高齢化の波が押し寄せつつある中、「くんち」を絶やすことなく後世へ受け継いでいくために実施しています。
今回修理した神輿の他に、鯛をかたどった真っ赤な「鯛神輿」も使用しており、この神輿は古くからの漁師町である楠久津を象徴しています。
子どもから大人までが参加し、神輿を力一杯担ぐ姿は、勇ましく活気に溢れています。