みしまじんじゃしゅうきれいたいさい
三嶋神社秋季例大祭
- 愛媛県
- 10月

西条市小松町にある三嶋神社の祭礼である。町内を神輿が巡行するのに合わせ、神社に奉納されただんじりが町内を練り歩く。だんじりを始めとする屋台行事は、小松町周辺の西条市域全体に広がっており、各地区とも盛大に行われている。これら屋台の奉納は古いところでは江戸後期から続けられており、三嶋神社においても始められた時期は不明とはいえ、同じ程の歴史を持っているとされている。
太鼓と鉦を鳴らしながらのだんじりの運行は、それぞれ各地域の歴代青年団によって行われ、伝統的な地域行事として守り継がれている。
町内を巡行されたご神輿が三嶋神社に戻ってくる「宮入り」では、各奉納だんじりが神社へ集まり、ご神輿と最後の祭りを楽しむ。中でも、52段の石段をだんじりが勇壮に上がっていく「階段あげ」は見もので、観衆もクライマックスとして大いに盛り上がる。