伝統行事等詳細

かねざきぼんおどり
鐘崎盆踊り

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行事内容

鐘崎盆踊りは、口説き・太鼓・踊りの「三位一体」で構成される盆踊りである。その歴史は定かではないが、盆踊りとして確立したのは江戸時代中期から後期と考えられ、約三百年の歴史を誇り、福岡県の無形民俗文化財に指定されている。
一説には、口説きは新潟県佐渡方面、太鼓は石川県能登の輪島、踊りは南方から伝わってきたといい、古来より海を舞台に活躍した鐘崎の人々の交流を考える上で重要な伝承である。

行事の見どころ

口説き・太鼓・踊りの「三位一体」の盆踊りは活気に満ち溢れ、漁村の雰囲気そのもの。また、各集落の盆踊りでは、公道上に立てられた櫓を中心に、踊り手たちが道路に沿って輪になり踊る姿がみられる所もあり、町並みと相まってノスタルジックな雰囲気を醸し出している。

周辺地図

例年の実施日
毎年8月14~24日
令和6年度の実施日
8月14~24日
補足事項
14日(初盆供養)、16日(戦没者・海難事故犠牲者慰霊)、17日(浜ノ上 阿弥陀様)、18日(今門 千手観音様)、19日(平原 お釈迦様)、20日(中原 お大師様)、21日(北町・千代川 不動明王様)、23日(秡川 お不動様)、24日(辻本末 大日様、西町 お地蔵様)
開催場所
福岡県宗像市岬地区内(鐘崎、上八)
交通アクセス
JR鹿児島本線東郷駅からバスで約30分
お問い合わせ先
宗像市役所世界遺産課文化財係
sekaiisan@city.munakata.lg.jp
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