すすまちくぼんおどり
須々万地区盆踊り
- 山口県
- 8月


江戸時代に須々万地区内の各集落で盆に踊りや音頭で先祖を供養するために始まったと伝えられる。
明治から昭和初期にかけて地区内にある10を超える集落のほとんどで独自の踊り集会が行われていたが、昭和後期に過疎化の影響で存続が難しくなった。その後、地域の盆踊り文化が廃れていくことに危機感を抱いた地域住民により平成6年に「須々万地区盆踊り同好会」が結成され、平成8年には「須々万地区盆踊り保存会」が正式に発足した。
やぐらを中心に音頭の口説きと大太鼓、張太鼓が一体となり、その周辺の踊り手が輪になって踊る。伝統的な「伊勢音頭」「さんさ」「平田節」に加え、「平成すすま音頭」などが披露される。