かじやたいこうおどり
鍛冶屋太閤踊り
- 滋賀県
- 9月



鍛冶屋町自治会館を出発して、太鼓を敲きながら草野神社まで練り歩き、神社境内において奉納を行う。
(由来・歴史)
賤ヶ岳合戦で勝利した羽柴秀吉は、鍛冶屋村(現長浜市鍛治屋町)の鍛冶師たちが制作した槍が合戦に貢献したということに感謝し、賦役を免除する特権と槍一振りを与えたといわれる。太閤踊りは、この時の羽柴秀吉の恩賞を得たことの喜びを表現したもので、以後地元の草野神社境内に祀られている豊国大明神(豊臣秀吉)に奉納している。
太鼓の踊り子が、頭に武勇を象徴するヤマドリの羽で作った「シャグマ(舎熊)」を被り、腹に抱きかかえた太鼓を鉦と笛に合わせて打ち鳴らしながら演舞する勇壮な踊り。