おわりよこすかまつり
尾張横須賀まつり
- 愛知県
- 9月



愛知県東海市横須賀町にある愛宕神社の秋まつりで、約300年前の寛文から元禄年間にかけて、尾張二代藩主徳川光友公が横須賀御殿に訪れた際、旅情を慰めるために奉納された傘鉾まつりが始まりとされ、寛政年次(1789年~)後期(約200年前)に山車まつりに替わったといわれています。
呼び物は彫刻や刺繍に彩られた豪華な山車が街角で繰り広げられる「どんてん」です。
江戸時代後期から大切に伝えられてきた山車は、本町組・北町組・公通組(圓通車・八公車)・大門組の4組5輛で、いずれも東海市の有形民俗文化財に指定されており、本楽の夕方に行われる『大どんてん』は尾張横須賀まつり最大の呼び物となっています。
また、からくり人形に合わせたお囃子、山車の動きに合わせたお囃子など、各組(本町組、北町組、公通組、大門組)ごとに継承されている伝統的な表現も注目です。