むなかたじんじゃれいたいさい
宗像神社例大祭
- 埼玉県
- 11月



宗像神社は、大宝元年(701年)に荒川の氾濫をしずめ、舟や筏の交通を護るために宗像大社(福岡県)の御分霊を祀ったものと伝わります。
11月の第一日曜日とその前日に行われている秋季例大祭では、「年番町山車、高張り、鳳輦、各町山車」の順列にて、渡仰(お迎え)と還仰(お帰り)が江戸中期頃とほぼ変わらない形で巡行されています。
寄居町市街地区には、「一本柱型」といわれる古い構造が残る山車を含めた7台の山車が、各地区で保有されています。
それぞれ見事な彫刻が施された山車で、内5台には「諫鼓鶏」「神武天皇」「関羽」「猩々」「野猿」の人形が乗っており、町無形民俗文化財に指定されている「神田ばやし」のお囃子とともに巡行される姿は、勇壮で一見の価値があります。