こかわまつり
粉河祭
- 和歌山県
- 7月



粉河祭は紀州三大祭のひとつとされ、粉河寺鎮守「粉河産土神社」の祭礼で、宵祭の夜は、だんじりが粉河駅前から粉河寺大門前までの粉河とんまか通りを勇壮に運行します。
本祭には大伴孔子古の子、船主が奥州征伐に向かい賊徒を退治して凱旋した時の姿を伝えると言われる「渡御式」を執り行います。また、本祭を盛り上げるイベントとして、子どものだんじり体験やもち投げ、地元中学校吹奏楽部の演奏を行います。
宵祭の夜は、明かりを灯した提灯で綺麗に飾り付けられただんじりが、だんじり囃子の太鼓と鉦にのって勇壮に運行します。
本祭の渡御式では 馬に跨った古式ゆかしい武者姿の稚児や、獅子舞、大団扇など多種多彩な総勢400名以上が練り歩きます。また、行列の後部のだんじりには、神の依代といわれがある「ひげこ」や飾り幕が取り付けられ、宵祭と違っただんじりが見られます。