あめのみやじんじゃれいたいさい
天宮神社例大祭
- 静岡県
- 4月

天宮神社例大祭は法事とも呼ばれ、神仏習合の名残を今に伝えている。
神幸祭、遷幸祭、乙女の舞(森町指定文化財)、浦安の舞、十二段舞楽(重要無形民俗文化財)、舞子遷しが行われる。
天宮神社の十二段舞楽は小國神社の十二段舞楽とともに奈良時代に中央から伝来したとされ、古くからの形を今に伝える舞楽である。
両神社で左右一対になっており、金剛界(左舞 小國神社)・胎蔵界(右舞 天宮神社)を表しているとされる。
毎年4月の初旬に奉納され、「延舞」、「色香」、「庭胡蝶」、「鳥」、「太平楽」、「新靺鞨」、「安摩」、「二之舞」、「陵王」、「抜頭」、「納曽利」、「獅子」の演目で構成されている。