ほれいししまい
甫嶺獅子舞
- 岩手県
- 1月



安政年間(1854~1860年)に三陸地方で大津波が起こり、また、凶作が相次いだ時期がありました。その折、山形の羽黒山に住む山伏達が祈祷師として地域に立ち入り、獅子頭を御神体として持ち込んだことが起源とされています。
獅子舞は、頭、胴、尾と3人で踊ります。また、悪魔退散、大漁成就、五穀豊穣などを祈願して正月に集落をまわります。
頭、胴、尾が3人1組で舞いますが、その踊る速さが速いといわれています。上下に大きく動き、左右に飛び、口を開いて噛むことによって悪魔を払い去ることができるといわれています。