たけみくまりじんじゃあきのれいたいさい
建水分神社秋の禮大祭
- 大阪府
- 10月



毎年10月の第3土曜日に、実りの秋の収穫を建水分神社の恩恵として感謝祝慶する祭です。御神霊に神輿へ遷っていただき、神社から約1㎞北西の御旅所(通称 比叡前(ひえのまえ))へ神幸します。
千早赤阪村をはじめ、富田林市、河南町の各氏子地区より20台近くの地車(だんじり)が宮入し、神輿を中心に全地車が参集する光景は河内随一と謳われます。
その後、神輿神前において祭典を執行し、続いて各地区青年団が地車の舞台上で「にわか」(即興の寸劇)を奉納します。にわかは上方芸能の原点ともいわれ、水を司る神に感謝の意を表します。
祭が執り行われる3日間、千早赤阪村、富田林市、河南町における建水分神社の各氏子地区でだんじりが曳行している様子は住民にとっても注目の的であり、秋を象徴するような光景です。
また、比叡前まで全地区の地車が集まる際は、坂の下から地車を左右に大きく揺らしながら登っていきます。20台近くのすべての地車が参集した様子はまさに圧巻です。
ぜひ一度、その勇姿を生でご覧ください。