こちんだじゅうごやほうねんさい
東風平十五夜豊年祭
- 沖縄県
- 9月



東風平の棒術は約290年の歴史があると伝えられており、旧暦の八月十五夜に開催される豊年祭で演武されます。豊年祭は五穀豊穣を祝う祭りで、東風平の守り神である獅子加那志を中心に祭りが展開されます。
獅子加那志が字内の拝所を廻った後、舞台前広場で棒巻、棒術が披露されます。棒の型は東(アガリ)西(イリ)に分かれて交互に演武され、それぞれ8つの型を継承しています。
伝統の棒術の他にも、神獅子による獅子舞や琉球舞踊など多彩な演目が上演されます。
戦前から芸能の盛んな地域といこともあり、行事当日は来場者で賑わいます。