伝統行事等詳細

はちたじんじゃれいたいさい
蜂田神社例大祭

image
image
image

行事内容

堺市中区及び西区にまたがって所在する八田荘地域は、古くは和泉国大鳥郡蜂田郷とよばれ、奈良時代の高僧行基の母の出身氏族である蜂田連が居住していた地域である。平安時代には蜂田荘という荘園が設けられたが、この地の信仰の中心となっていたのが蜂田連の祖神・天児屋根命を祀る式内社蜂田神社である。蜂田神社は「鈴の宮」とも呼ばれ、蜂田連が毎年十二支の土鈴を作り神前に供え、鈴音の良し悪しで吉凶を占う「鈴占神事」をおこなったことに由来すると伝えられている。現在でも節分会には古式どおり境内の土で作った占い鈴で古式どおり鈴占神事がおこなわれている。
五穀豊穣と家内安全を祈願して行われた堺のだんじり祭りは、元禄元年(1688年)から行われていると言われている。八田荘地域では、明治時代(蜂田神社火災時に資料焼失のため詳細時期は不明)から始まったようですが、この八田荘地域の最大の伝統行事が10月の例大祭の際に行われるだんじり祭りであり、五穀豊穣・家内安全・疫病退散を祈願して、各町から8台のだんじりが宮入し、勇壮な祭りが催行されている。

行事の見どころ

各町だんじりに施されている彫刻(日本神話や源平合戦など)や勇壮な曳行、また、まがり角でのやりまわし(曳行スピードを落とさずに曲がる)が特に勇壮でそれがきれいに決まれば、参加者も見物人からも思わず拍手があふれ出す、勇壮豪華なお祭りです。

周辺地図

例年の実施日
毎年10月の第3土曜日が宮入でその前日が宵曳、翌日が残曳で3日間行われます
令和6年度の実施日
令和6年10月18、19、20日(金.土.日)
補足事項
本祭りに先立ち試験曳が9月29日に行われます。
開催場所
土曜日=宮入:蜂田神社、堺市八田寺町524
土曜日=新道パレード:大阪商業大学付属堺高校付近、堺市中区堀上町358
日曜日=大池パレード:家原大池体育館付近、堺市西区家原寺町1丁18-1
交通アクセス
土曜日=泉北鉄道 深井駅徒歩10分
お問い合わせ先
堺市文化財課
bunzai@city.sakai.lg.jp
ホームページ