しらほのほうねんさい
白保の豊年祭
- 沖縄県
- 7月、8月



今年の豊作に感謝し、来年の豊作を祈願する伝統行事である。白保では3日間にわたって行われる。
初日は御嶽の神司が1年の祈願を解く日(ガンプトゥギ)、2日目は字民が各家の所属する御嶽で今年の豊作を感謝する日(オンプーリン)、3日目は飾墓御嶽(カツァリバオン)の前で、村をあげて来年の豊作を祈願する日(ムラプーリン)である。(白保公民館指定文化財ガイドブック参照)
3日目のムラプーリンでは、旗頭、イリク太鼓、ミルク行列、「白保節」の踊り、「稲の一生」行列、五穀の種子の手渡し、大綱引きが行われる。特に「稲の一生」は田植えから稲刈り、精米までの一連の農作業を再現した奉納行列で、白保独特のものである。