おおすふじせんげんじんじゃれいさい
大須富士浅間神社例祭
- 愛知県
- 6月

江戸時代中期に名古屋城下の町々では梵天車(小型の山車)が流行した。現名古屋市中区大須の門前町にも梵天車が保存されており、明治20年頃から旧来の梵天車と若宮祭山車「陵王車」古材をもとに新たに大須梵天車を建造して主に大須富士浅間神社例祭などに曳きまわすようになった。
6月10日には湯立神事が行われる。6月10日と11日には、子供獅子の行事もあり、氏子地域を回る。
梵天車は、江戸時代に名古屋で流行した梵天祭に出した小型の山車を起源とし、傘鉾と名古屋型山車をあわせた珍しい形状をもつ。
形態は上部が傘鉾、下部が名古屋型山車となっており、江戸時代以来の都市の祭礼文化の伝統を継承する。