あらいじんじゃしゅうきれいたいさい
荒井神社秋季例大祭
- 兵庫県
- 10月

兵庫県南西部の播磨地域一帯の神社で行われている「播州の秋祭り」の一つで、高砂市荒井町に鎮座している荒井神社で行われている秋祭りである。
二日間の祭りでは仁輪加太鼓や各町から出る屋台(令和5年度では6台)の練り合わせ、一ツ物神事、神輿渡御などが行われる。
荒井神社秋季例大祭で最大の呼び物は、江戸時代から伝わる仁輪加太鼓(にわかたいこ)である。にわか芝居をもじったものであり、少女が扮する着飾った舞子が踊りを舞い、乗子、担ぎ手の囃子や唄と掛け合いながら寸劇を展開していく郷土芸能である。毎年、異なる題目を用いるため、歌詞や太鼓台にのせる造り物などが変わり、観る者の目を飽きさせない。
また、神社近隣の公園にて行う各町屋台による勇壮優雅な練り合わせも見所である。