すごうじんじゃれいたいさい
菅生神社例大祭
- 香川県
- 10月



菅生神社は、鎌倉時代前期の嘉永2年(1226年)の創建と伝えられています。境内地の社叢は、国指定(昭和53年10月30日指定)の天然記念物に指定されています。
菅生大伸と福生神を祀っており、毎年3月には200年以上前から続く「百々手祭り」が、10月第一土日には例大祭が開催されます。例大祭では、五穀豊穣や無病息災を祈願する神興渡御や鳥毛(奴行列)、獅子舞、太鼓台奉納など様々なものが催されます。
秋祭り2日目の日曜日は昼から4台の太鼓台が菅生神社に集結します。順に数々の露店が並ぶ参道を練り歩いて本殿に向かい、境内において太鼓台のかき上げが行われます。神事としては御旅が行われます。本殿から200mほど離れた場所にある御旅所まで御神体を御神輿に乗せて移動します。御旅の行事は、獅子舞の演舞に始まり、奴行列、御神輿、太鼓台と続きます。御旅のしんがりを務める太鼓台のかき上げは、夜の9時までに計4回行われます。
氏子たちが担ぐ御神輿、子どもから大人までが華やかな衣装を身にまとい境内を練り歩く奴行列、獅子頭を被った舞手が太鼓や鐘の音に合わせて舞う獅子舞、これに共をする太鼓台、それぞれに魅力があふれています。
太鼓台が奉納される秋祭りとしては、近隣で一番早い時期に開催されるため、地元の人だけでなく多くの太鼓台ファンで賑わいます。