つくおはちまんじんじゃれいたいさい(だんじりまつり)
踞尾八幡神社例大祭(だんじり祭り)
- 大阪府
- 10月



津久野地域は、今から140年ほど前、「堺県大鳥郡踞尾村」と呼ばれており、のちに「大阪府泉北郡踞尾村」に変更された。踞尾村は、当時は大字踞尾(東、中、西、宮山)と字神野、字下田に分かれていた。この地名は今なお地車曳行の6地区の組(大東、中組、西組、宮山、神野町、下田町)として残っている。
当地域の信仰の中心である踞尾八幡神社は古くから由緒があり、神功皇后が朝鮮半島に出兵し帰国した際に立ち寄ったとされ、850年社殿を建て誉田別名を奉祀したのが起源である。また源義経が八嶋に渡る途中、暴風にあい踞尾に避難し馬鞍を奉納して武運長久を祈願した時、休息に腰をかけたといわれる「義経腰かけ石」が境内にあるなど歴史的に由緒ある古社である。
津久野地域で毎年10月の第一金・土・日曜日に開催される、地域の伝統文化の集大成ともいえる踞尾八幡神社例大祭(だんじり祭り)。
JR阪和線 津久野駅前にてパレードが行われ、泉州地方では「ヒライシ」の愛称で有名な、S字のやり回しが最大の見どころとなります。