できまちなかのきりすさのおしゃれいだいさい
出来町中之切 須佐之男社 例大祭
- 愛知県
- 6月

夏の疫病除けのために津島牛頭天王社の臨時の祠を設置していた行事が山車祭りに発展したと考えられる。現在は名古屋市東区出来町内の3つの町内から3輌の山車が曳き出される。
1日目は各町内を曳行した後に、3輌の山車が「出会い」を行う。2日目は筒井町天王祭の山車と「徳川園山車揃え」を行った後に、3両の山車が「出会い」を行い、夜間には提灯を灯した山車が曳き出される。
出来町天王祭に登場する山車河水車は、延宝2年頃(1674)に名古屋の住吉町で造られた。人形は石橋獅子であるが、これはこの地域に伝わる郷土芸能で、天下泰平と瑞兆を表す勇壮華麗な獅子舞をあらわす。