ありまおんせんいりぞめしき
有馬温泉入初式
- 兵庫県
- 1月

「有馬温泉入初式」は、有馬温泉を発見されました大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、有馬温泉を再興されました恩人である行基菩薩・仁西上人に、報恩と温泉の繁栄を祈念して行う儀式です。
この「入初式」は、平成17年度に「神戸市地域無形民俗文化財」として認定されています。その歴史は古く江戸時代にはじまり、毎年1月2日に古式豊かに行われています。有馬の芸妓が古式に則る衣装を着けた湯女姿の練行列と、湯もみ等を行っています。これは新春を寿ぐ行事でもあり、一般公開されています。
(1)有馬の芸妓が古式に則る衣装を着けた湯女姿の練行列と、湯もみ等を行う。
(2)有馬温泉内の事業者、地域住民、宮司、住職、白丁と呼ばれる白装束、烏帽子をかぶった人々総勢100名以上からなる練行列を行う。
(3)有馬温泉の恩人である、行基菩薩・仁西上人の潅仏行事。(仁西・行基のお二人の像に初湯(金泉)を浸かっていただき、報恩と温泉の繁栄を祈念する儀式)