もずはちまんぐうつきみまつり
百舌鳥八幡宮月見祭
- 大阪府
- 9月



百舌鳥八幡宮は、仁徳天皇陵古墳を代表とする百舌鳥古墳群のあり、古来より百舌鳥野といわれる地域に鎮座し、応神天皇を主神とし神功皇后(応神天皇の母君) 他二神を奉斎し、本殿西側の若宮社に仁徳天皇を奉祀する古い歴史と伝承を伝える神社です。また応神天皇陵古墳を代表とする古市古墳群とともに平成30年1月に「百舌鳥・古市古墳群」として日本政府より世界文化遺産候補に推薦決定された地域であります。
百舌鳥八幡宮の秋祭りは、300年の歴史があり、旧暦8月15日の中秋の名月にかけて催されるので月見祭といわれ、当社の本宮である石清水八幡宮より献幣使参向のもと祭儀が催されています。また、奉納行事として氏子の9町より9台のふとん太鼓(別に子ども太鼓9台)が参加して宮入、宮出の2日間にわたり勇壮華麗に境内を担いで練り歩く状況は堺の代表的な祭礼行事として多くの市民に親しまれています。
9町所有の大太鼓9台と小太鼓9台が、自町の太鼓蔵から百舌鳥八幡宮に毎年くじで引かれた順番で宮入し、各町の持ち時間:1時間の間、趣向を凝らした担ぎ合いが壮麗・華麗であります。
一晩百舌鳥八幡宮に留まり、翌日の宮出もくじで引かれた順番で宮出を行い自町に帰って行きます。