いすずじんじゃしゅうきれいたいさい、とよひめじんじゃしゅうきれいたいさい
五十鈴神社秋季例大祭、豊姫神社秋季例大祭
- 香川県
- 10月
香川県三豊市豊中町上高野地区で毎年10月の2週目に開催されている秋季例大祭。
西暦の奇数年は豊姫神社で、偶数年は五十鈴神社で例大祭が隔年開催されている。
御神輿が3台と、御神輿の御伴として、ちょうさ(太鼓台)が9台奉納される。
人口減少や高齢化に伴い、太鼓台の運営は年々厳しくなっているが他地区との交流や助け合いで地域の伝統を守り続けている。
また、近年ではSNSを活用して祭りの様子を発信するなど地域外からの関心も高まりつつある。
このような取り組みにより、地域の絆が深まり祭りを通じた世代間の交流が活性化している。
太鼓の音と子どもたちの笑顔が響きわたるこの祭りは地域にとってかけがえのない年中行事となっている。
1日目(土曜日)の日中は、神社へ宵参りへ行ったり、頭屋へご挨拶に伺い上高野地区をはじめその他の近隣地区を練り歩く。
夕方からは上高野地区の西岡産業で地区内の9台の太鼓台が集い差し上げなどを行うイベントを行っている。
2日目(日曜日)の日中は例大祭が執り行われる神社へ行き、神事に参加し、順番に差し上げを行っている。
夕方からはゆめタウン三豊店で行われるイベントに参加し、多くの観客の方々の前で差し上げを行っている。
3日目(月曜日)の日中はその年に神事が行われない神社へ行き、順番に差し上げを行っている。
昼過ぎからは解散し各自治会へ帰洛している。
なかでも、太鼓台を奉納する際の「差上げ」が見どころである。
高さ約5M・重さ約2tの太鼓台を100人を超える担ぎ手で差し上げる様は勇壮華麗で、地区によって差し上げ方に特徴があり、歌や太鼓のリズムが違う為、見比べるのも祭りの楽しみの一つとなっている。