みたみじんじゃれいたいさい
美多彌神社例大祭
- 大阪府
- 10月



美木多地域の伝統文化の集大成ともいえる美多彌神社例大祭(だんじり祭り)は、毎年10月の最初の土曜日と翌日の日曜日に開催され、大森・檜尾・中山・上北の4台の地車が宮入を行う。明治から大正にかけては、五穀豊穣を祈って、大森・檜尾南・檜尾北・中山・上北・上南の6台の地車が曳行されていた。
例大祭に向けては、後継者養成を目的に、5月ごろから各祭礼団体ごとに走り込み等の基礎練習をはじめ、8月中旬より曳き綱担当、鳴物担当、屋根担当、前梃子担当、後梃子担当に分かれて本番を想定した練習を連日行う。9月中旬には試験曳きが行われ、その際に明らかになった不具合を合同練習に寄って修正し、10月の本宮を迎える。
近隣のだんじりが集まっておこなう連合曳き(パレード)では、勇壮な遣り回しが次々に繰り出され、圧巻である。
慣例的に、土曜日の午後に堺市南区の高橋交差点にて美福連合パレード(7台)、日曜日の午後に堺市南区桃山台にて南堺連合パレード(12台)が勇壮に行われる。