もとたてじんだいかぐら(おおものいみじんじゃれいたいさい、やさかじんじゃれいたいさい、やくしじんじゃれいたいさい)
本楯神代神楽(大物忌神社例大祭、八坂神社例大祭、薬師神社例大祭)
- 山形県
- 5月、8月、9月

神楽の特徴は、優雅な比山番楽と力強い南部神楽の影響を受けたとされ、まるで宇宙で神々と舞っているかのような雰囲気が漂います。また、獅子踊りは、農耕以前の狩猟時代を思い起させるような素朴な風合いが魅力です。
特に八坂神社の舞台は地域住民の手で組み立てられ、昔ながらの丸太の長木の柱、床は一枚ずつの板を縄で固定した葦簀(よしず)張りの舞台で、舞い手の作り出す足の踏み音は、見る人の心を古(いにしえ)に誘います。