すはまじんじゃごさいれいとじぐるまえいこう(あきまつり)
須波麻神社御祭礼と地車曳行(秋祭り)
- 大阪府
- 10月



須波麻神社は、平安時代の「延喜式」「神名帳」に記載されている大東市唯一の式内社です。旧讃良郡六座のうちの一座で、古くは讃良郡から若江郡に至るまで、数十ヶ村の氏子を抱えていたといい、明治6年には讃良郡内十一ヶ村の付属郷社になりました。また、明治40年9月には神社合併で大谷神社(寺川)、龍間神社(龍間)、坐摩神社(深野南)の三社が合祀されたこともありました。現在は中垣内一村の産土神です。
須波麻神社には、明治初期に製作された重さ約5トン(平成29年計量時)の地車が保存されており、秋祭の際には中垣内地区を曳行しています。
中垣内の秋祭りは、地域の伝統文化とコミュニティの活気が感じられるイベントです。
須波麻神社から地車(だんじり)が出発し、伝統的な太鼓と鐘による祭囃子に合わせて町内を練り歩きます。細かな彫刻で覆われ、水引幕には豪華な刺繍が施されており、見ているだけでも楽しい地車ですが、地元の子どもたちからご高齢の方まで全員参加で曳行します。
地元の伝統と文化を次世代に継承しながら地域の一体感を感じることができる催しとなっています。初めて訪れる方も多くの地元住民と交流しながら、この秋祭りを楽しむことができますので、ぜひ、訪れてみてください。