みさかじんじゃおゆみしんじ
御坂神社御弓神事
- 兵庫県
- 2月


御弓神事は、御坂神社に古来より継承されている伝統行事である。
弓の射手は、その年の神番地区から6名が選出される。拝殿にて神事を執り行った後、境内の能舞台で、猿田彦による天地祓い・四方祓いが行われ、巫女による浦安の舞が奉納される。そして、射手が、境内に設置された大的に向かい五穀豊穣、破邪顕正を祈念し矢を放つ行事である。
行事の見どころは、素人の射手が練習を重ね、大的に向かって弓矢を放つところである。的の中心を射ることができれば、この年は豊作とされ、的上に封じられた鬼を射ることができれば、邪気を祓い退け正道を示すといわれている。