にしおぎおんまつり/てんのうまちかぐらししまい
西尾祇園祭/天王町神楽獅子舞
- 愛知県
- 7月



西尾祇園祭は城下町・西尾において受け継がれ、伊文神社神輿をはじめ、大名行列・天王町の神楽獅子舞が、市街地一帯を練り歩きます。
天王町神楽獅子舞は正徳年間(1711~1716年)が始まりとされており、拍子木の合図で舞を始め獅子が舞い、獅子の後ろを子供(小猿とも呼ばれる)が御幣を持って「お獅子ヨイコラ、お獅子ヨイコラ」と囃したてながら獅子の後をついていきます。大人が舞う大獅子と子供が舞う小獅子の2頭が催行されています。
伊文神社での奉納で始まり、各町内を練り歩いて獅子を舞っていきます。
金箔を使用した獅子幕は近隣に伝わる獅子舞と比べても豪華絢爛な装いです。
祭の最後に行われる覗き獅子、千秋楽の寝獅子(泣き獅子)では近隣住民が集まり大きな拍手が沸き上がります。天王町が一つになる特別な瞬間を見る事が出来ます。