伝統行事等詳細

よしわらぎおんさい
吉原祇園祭

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行事内容

吉原祇園祭は、悪霊退散、疫病退散を祈った平安時代の祇園御霊会が起源と言われており、地元住民から「お天王さん」と呼ばれ大切に伝統を守り引き継がれてきました。この祭典は富士市民の初夏の風物詩で、吉原本町通り周辺の天神社、木之元神社、八幡宮、山神社、八坂神社、和田八幡宮の六神社により合同して行われる祭典となります。
各神社の氏子町から昼夜21台の山車や屋台が引き回され、二日目には各神社より、疫病退散の守護神牛頭天王の御霊を移した神輿が、それぞれの氏子町内を巡行し、華やかさと荒々しさの両面をもった魅力ある祭典です。

行事の見どころ

吉原祇園祭は、約1km続く吉原本町通りに約200件近い露店が出店し、人出も述べ20万人を超える賑わいです。見どころは、何といっても吉原本町通りで披露される「山車の引き回し」であり、大別すると「山車型」、「屋台型」、更には両方の形状を合わせ持つ「山車と屋台のハイブリット型」の3種類を21台一挙に見ることができるのは、まさに吉原祇園祭の大きな特徴といえるでしょう。東海道東西の交流点とも言える独特な文化を楽しむことができます。
そしてそれらを彩るお囃子やすれ違う際の意地をかけた山車同士の競り合い、夜間の電飾の華やかさも山車の引き回しの魅力です。
また二日目の昼間に行われる神輿は、四方に笹の葉を縛り付けた神輿で、けんか神輿とも呼ばれる程荒々しく、各所で激しく神輿を揺する様は迫力満点で一見の価値があります。
その他にも各神社の氏子たちによる、宮太鼓の競演や女神輿等々、見どころがたくさんあります。

周辺地図

例年の実施日
6月第2週目の土日
令和6年度の実施日
令和6年6月8日、9日
補足事項
二日間にわたる祭典ですが、メイン通りとなる本町通りの歩行者天国については、午前11時から午後9時までの間となります。
(年によって変更する可能性もあります。)
開催場所
吉原本町通り周辺一帯
交通アクセス
岳南鉄道吉原本町駅から徒歩10分
お問い合わせ先
静岡県富士市吉原商店街振興組合
0545552777
ホームページ
https://yoshiwara-shoutengai.com/gionfes/