しんめいしゃ(いけだまち)しゅうきたいさいのししまい
神明社(池田町)秋季大祭の獅子舞
- 富山県
- 9月



氷見市北大町にある池田町の神明社は、天照皇大神を主祭神とし、江戸期の正徳2年(1712年)社号帳には「神明」と書き上げられているが、それ以前の由緒は不詳である。
獅子舞の起源は明治中期ごろにはすでにあったと考えられ、市内十二町地区から習ったとの記録があるものの、詳細は不明である。
胴幕の中に5~6人が入る百足獅子で、獅子あやしは烏帽子を被り狩衣の上着に立っ付け袴姿の天狗である。採り物は竹の棒の先に御幣をつけている。
演目はヒトアシ、フタアシ、バンガエシ、ホラホラ、イリガシ、七五三、ヨソブリ、シシコロシなど16演目が伝承されている。多彩で、勇壮な舞が特徴。笛のテンポが早く、松を中心に立てた太鼓台が引き回される。当町は市街地にあるため、道路上での辻回しが壮観であることが特徴である。