はちまんじんじゃのししまい
八幡神社の獅子舞
- 埼玉県
- 10月

享保年間(1716~36年)に、成瀬村(現越生町大字成瀬)の諏訪神社の祭礼で行われていた獅子舞を、津久根村(現越生町大字津久根)の操り人形芝居と交換して始められたと伝えられている。「七五三(注連)掛り」「四幕抱き」「花掛り」の3庭を伝える。
越生の獅子舞は神社の秋祭りに行われる。いずれも一つの獅子頭を一人で被り、三人一組で舞う「一人立三頭獅子」という形式で、大獅子と中獅子の雄獅子2頭が、雌獅子を奪い合うという筋立てである。
社前に造られた舞場や土俵で、三獅子がハイオイの先導・指導で舞い踊る。
4人の女子が務める花子(はなご)がかき鳴らす竹製の簓(ささら)は獅子舞の別称ともなっている。