伝統行事等詳細

ちりゅうまつり
知立まつり

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行事内容

知立神社の祭礼(知立まつり)は毎年5月2日・3日に挙行され、一年ごとに本祭と間祭が交互に行われる。これは江戸時代における刈谷藩支配による伝統の名残りである。また、本祭の山車で演じられる「知立の山車文楽とからくり」は、平成2年に国の重要無形民俗文化財に指定されている。
このような山車上での芸能の存在により、山車の形態や構造も独特のものに発達した。また、唐破風や高欄の木部を漆と金箔、錺金具や彫刻で飾るなど当地域の工芸技術が施されている。
山車は知立市の有形文化財(工芸)に指定されている。
間祭は若い衆を中心とした祭りであり、本祭の山車より小型の山車「花車」が曳き出される。

行事の見どころ

本祭の山車で演じられるのは、国指定重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産「知立山車文楽」です。文楽(3人遣いの人形浄瑠璃芝居)は各地で上演していますが、山車の上で上演するのは知立だけです。知立では江戸時代(1747年-『中町祭礼帳』)から始まっており、古い歴史があります。現在では、山町・中新町・本町・宝町の4台の山車で「三番叟」「傾城阿波の鳴門」「壷坂観音霊験記」「神霊矢口の渡し」などを上演しています。
また、国指定重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産「知立の山車からくり」は、浄瑠璃にあわせて、からくりだけで物語を上演する大変めずらしいもので、現在は西町が「一の谷合戦」、「平治合戦」を上演しています。

周辺地図

例年の実施日
5月2日・3日
令和6年度の実施日
令和6年5月2日・3日
補足事項
開催場所
知立神社5ヵ町内(本町・西町・宝町・中新町・山町)
交通アクセス
名鉄名古屋本線 知立駅から徒歩約12分
お問い合わせ先
知立市文化課
0566831133
ホームページ
https://www.city.chiryu.aichi.jp/kanko_bunka_sports/kanko_bunka_sports/1/index.html