伝統行事等詳細

まえだぎおんやまかさぎょうじ
前田祇園山笠行事

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行事内容

八幡東区前田地区に古くから伝えられている前田祇園山笠は、仲宿八幡宮の祭礼(正確には、昭和36年、同社に合祀された八束髪神社の祭礼)に奉仕する氏子の山笠行事です。
その起こりは、室町時代初期、この地方を支配した麻生氏が、花尾山麓の広河原(のちの祇園原)に八束髪神社を建立し、領内の除疫、豊穣を祈願して京都八幡神社のスサノオノミコトを勧請し、祇園会を行ったことに由来するといわれています。
山笠の形態は、明治時代中期までは笹山笠、同時代後期からは人形飾山笠も作られるようになりました。6月下旬に行われるお潮井とりの行事がすむと笹山笠で地区内を巡行し、そのあと人形飾山笠に衣替えして御神幸に随従します。
御神幸には、一番山笠・二番山笠・本宮山笠の3山笠が、仲宿八幡宮から神輿に従ってお旅所(旧八束髪神社跡地)まで、おくりだしをします。そこで山笠は神輿と別れ、それぞれの地区を巡行します。
「前田祇園山笠行事」は、平成13年3月30日、北九州市無形民俗文化財に指定されています。平成17年には、八百年祭を迎えました。

行事の見どころ

6月に催行される「お潮井取神事」に始まり8色の旗をなびかせた「旗篠山笠宮入神事」から地域巡行と続きます。その後、「人形飾り山笠」に衣替えしての祇園祭は前日祭・当日際・後日祭とあり前日祭は各山笠のお祓い神事から地域巡行、当日際は仲宿八幡宮を起点として祇園本宮跡まで三基の山笠が随行します。後日祭は「まえだぎおん山笠通り」において「太鼓競演会」「山笠競演会」が催行され多くの見物者の方で盛り上がります。

周辺地図

例年の実施日
祇園祭は最終日を海の日とした三日間
令和6年度の実施日
令和6年7月13日・14日・15日
補足事項
本年度「お潮井取神事」は令和6年6月23日。旗笹山笠は本年に限り6月30日(本宮山笠)、7月7日(一番・二番山笠)
開催場所
前田祇園地域(北九州市八幡東区前田第一自治区会・二自治区会・三自治区会・四自治区会・五自治区会)
交通アクセス
JR八幡駅より徒歩5分
お問い合わせ先
八幡東区役所総務企画課
0936711459
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