ほどがやこどもかぶき
保土ヶ谷こども歌舞伎
- 神奈川県
- 11月



伝統文化を大切にする天王町で、古来の文化や芸術に触れる活動をしたい、子どもたちに本物の歌舞伎に触れ、演じる機会を作りたい!と思い、横浜市保土ケ谷区天王町で取り組んで来たのが「保土ケ谷こども歌舞伎」です。
伝統文化を体験してもらうためには、やはりゴム製のかつらではなく、職人が子どもの頭に合わせて手作業で作る歌舞伎で本来使用されるかつらや飾りに触れてもらいたい。正絹の着物を身につけてもらいたい思いが我々にはあります。
演目の内容も大事にしておりますが、カツラや衣装等をみて頂きたい。
毎年演目を変えております。令和4年度は寿曾我の対面・令和5年度は白波5人男『青砥稿花紅彩画』(あおとぞうしはなのにしきえ)「浜松屋の場」・そして令和6年度の演目は白波五人男『青砥稿花紅彩画』(あおとぞうしはなのにしきえ)「稲瀬川勢揃いの場」です。
5人の盗賊が鎌倉、長谷の稲瀬川の土手に追い詰められた有名な場面です。
こども達が見得を切ります。盗賊に成り切っての見得ですが、可愛さが垣間見られます。
日本全土を騒がせた大泥棒に扮装したこどもたちが見どころです。