伝統行事等詳細

なんじょうじんじゃあきまつり じぐるまえいこうとなんじょうだいこ
南條神社秋まつり 地車曳行と南條太鼓

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行事内容

河内国讃良郡(渡来人の住む日本の礎を作った持統天皇の出生地)野崎地域に伝承される地車は重さ5トン高さ5メートルの総欅の巨大地車です。江戸時代中期から毎年、地域の氏神である南條神社(主祭神 牛頭天王/素戔嗚尊)・寶塔神社(主祭神 市来嶋姫命で1500年の歴史がある)に農業の収穫を感謝し、今後の豊作・地域住民の無病息災を願う秋祭り(旧暦の10月20・21日)に曳行されていました。現在は10月の第三土・日曜日に曳行します。
地車の形から上地車で北河内型に分類されます。彫り物は龍や唐獅子・鳳凰など、想像上の動物を表現することにより、稲作に必要な水や人の力では関われない物事への願いを込めています。また、自治区内の道を地車を引き回す事により自治区内を清め祓う事になります。
現在ではこれらの宗教的意味合いよりも、この由緒ある行事に参加する事が、自治区内に居住または在勤する人々の世代間や地域内の交流・親睦に役立っています。この行事には地域の居住者・在勤者の誰もが参加できます。

行事の見どころ

重さ5トン、高さ5m、幅3m、長さ11mの総欅の巨大地車です。
地車の形から上地車で北河内型に分類されます。彫り物は龍や唐獅子・鳳凰など、想像上の動物を表現することにより、稲作に必要な水や人の力では関われない物事への願いを込めています。道幅いっぱいに自治区内を子供から高齢者までが掛け声をあわせて、一緒に協力して地車を引き回す様は見どころです。また、休息時や宵宮の夜に演奏される南條太鼓は祭りの情緒を盛り上げる勇壮な太鼓です。
この由緒ある行事に参加する事は、自治区内に居住または在勤する人々の世代間や地域内の交流・親睦に役立っています。この行事には地域の居住者・在勤者の誰もが参加できます。

周辺地図

例年の実施日
10月第2週目の土日
令和6年度の実施日
令和6年10月19日、20日
補足事項
令和6年10月19日は昼から夕方まで地車曳行、夜は宵宮で公民館前で南條太鼓の演奏。20日は朝から夕方まで地車曳行。
開催場所
大阪府大東市野崎3丁目5-20 野崎第一自治会公民館を中心とした野崎第一自治区内
交通アクセス
JR学研都市線(片町線)野崎駅から徒歩15分
お問い合わせ先
大東市伝統文化活性化委員会(大東市役所生涯学習課内)
0728709105
ホームページ
https://www.facebook.com/nozakidaiichizigurumahozonkai