なかつぎおん
中津祇園
- 大分県
- 7月
大分県三大祇園祭の一つである「中津祇園」は、10万石の城下町中津を代表する祭で、約590年の歴史を有し、毎年7月下旬に城下町中津の疫病退散を目的として行われています。
下祇園(闇無濱神社)と上祇園(中津神社)合わせて13台の「祇園車」と呼ばれる漆塗りの華麗な山車と2基の御神輿が、中津城下の氏子と御神幸・御巡行し、高〆が張られた辻々では祇園車の舞台で華麗な民舞等が奉納されます。神社境内では、高さ約4~5メートルの祇園車を勇壮に走らせることから、祇園車は「走る文化財」とも呼ばれます。
巡行中の囃子は「チキチン チキチン チキチン コンコン」のリズムを4~5丁の鉦と太鼓で奏でるものであり、だんじり囃子に酷似していることから、囃子も関西から伝播してきたとされています。
13台の「祇園車」と呼ばれる漆塗りの華麗な山車と2基の御神輿が中津城下の氏子を御神幸・御巡行し、高〆が張られた町内の辻々では祇園車の舞台で華麗な民舞等が奉納されます。
夜になると神社境内では、練り込みが行われ、高さ約4~5メートルの祇園車を勇壮に走らせる様子は圧巻です。