ばかばやし
馬鹿ばやし
- 福井県
- 5月

「馬鹿ばやし」は火産霊神社に約400年以上続くとされる福井県指定無形民俗文化財です。毎年5月24日の春季御例祭に境内の神楽殿で奉納されます。
起源は、戦国時代に遡り、越前を治めていた朝倉氏の御用商人が当神社の火祭りの際にお面を奉納し、その面をつけてお囃子にあわせて踊ったことが始まりとされています。
見どころは、「ひょっとこ」「はんにゃ」などの様々な面をつけ、衣装を身にまとった演者が、その人物にふさわしい滑稽な表情やしぐさを交えながら太鼓を打ち鳴らします。いずれもユーモラスでどこかのんびりとして上品なものがあります。